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家づくりコラム

ローコスト住宅のメリットとデメリットと建てる時の工夫

UniCasa編集部のみなみです!ローコスト住宅に興味はありますか?ローコスト住宅は建設費を節約することができます。ただし、このタイプの住宅にはメリットとデメリットの両方があることを覚えておくことが重要です。今回の記事はローコスト住宅のメリットとデメリット、建てる時の工夫を紹介します!

ローコスト住宅とは?

まずローコスト住宅とは、建設費用を抑えた住宅のことを指します。一般的な住宅に比べ、素材の質や量を抑えた設計を採用して、建設費用を削減しています。

注文住宅の一般的な坪単価は60万円以上と考えられていますが、これに対して、地域やハウスメーカーにもよりますが、ローコスト住宅の坪単価は30~50万円程度です。

広さが35坪程度で1,000万円台の家を建てることが可能となります。

構造や設備の簡素化、小型化や標準化など、さまざまな方法でコストダウンを図り、安い価格で家を建てることができることが特徴です。

ローコスト住宅の3つのメリット

1.費用が安い

ローコスト住宅を建てる最大のメリットは、もちろん建設費用が安いということです。建設費用が抑えられているため、一般的な住宅よりも安く済むことができます。住宅ローンの負担を軽くして、無理のない予算でマイホームを建てることができます。例えば注文住宅を2500万円で金利1.5%(固定)で建てた場合は毎月の返済額が7.7万円に対して、ローコスト住宅を1500万円で金利1.5%(固定)で建てた場合は毎月の返済額が4.6万円になります。毎月の返済額が抑えることで、日々の暮らしが充実したり貯金にも回していくことが可能となります!

2.施工期間が短い

ローコスト住宅は、簡単な建築方法を採用している場合が多く、施工期間が短く済むことがあります。

建築期間は、一般的な注文住宅で約半年、ローコスト住宅はその半分の2~3ヶ月が目安といわれています。建築期間が短く、早く入居できるので、家づくりの準備になるべく時間を割かずに家を建てたい方に向いています。

3.将来建て替えやリフォームができる前提で家を建てれる

家は一生に一度の買い物といいますが、生活スタイルは日々変化していきます。仕事の変化や子供の自立で違う場所に移り住んだりする事を想定し、新しい家に建て替えるという選択肢があります。

ローコスト住宅は住宅性能や保証制度の価格が安い分、劣っている部分があるので、一生住み続けるという選択から、生活スタイルに合わせて家を建て替え、リフォームするという考えもできるのです。

ローコスト住宅では生活スタイルの変化に合わせて家を建て替え、リフォームする計画が立てやすくなるので、家は建てたいけど暮らしや住まいを再検討したい方に向いていると言えるでしょう。

ローコスト住宅の3つのデメリット

1.住宅性能(耐久性・耐震性・遮断性・気密性)が注文住宅と比べて劣る場合がある。

ローコスト住宅は、建築費用を抑えるために、素材の質や量を削減することがあり、住宅性能(耐久性・耐震性・断熱性・気密性)が大手ハウスメーカーの注文住宅と比べて劣る場合があります。

ローコスト住宅は建築基準法に基づく適正な基準で建てられた家なので、欠陥があったり、強度が弱いというわけではないですが、大手ハウスメーカーの注文住宅と比べると住宅の基本性能は劣る場合があると言えます。

2.デザイン性が低い

ローコスト住宅は、簡単な設計が多いため、デザイン性に欠けることがあります。価格を安く抑えるため建物のデザインや間取りのレイアウトの自由度は低く、素材の質や設備のグレードを低く設定してある可能性が高いので、高級感のあるデザイン性のある家は難しいと言えるでしょう。

3.資産価値は低い

建物の耐久性が低い場合、修繕や改装費用がかかるため、資産価値が低下することがあります。費用が安い分、『長く住めないこと』『資産価値が低いこと』を前提とした考えで家を建て、建て替えやリフォームの計画をあらかじめ立ててからローコスト住宅を建てることをおススメします。

4.光熱費や修繕費がかかる

ローコスト住宅は住宅の基本性能が劣る場合があるので、家の断熱性能が低くなってしまい、結果的に冷暖房など毎月の光熱費が高くなってしまう場合があります。家が完成したあとのアフターサービスやメンテナンス期間が不十分なことも多いので、修繕費が早くかかる場合があるので注意が必要です。

ローコスト住宅を建てる時の工夫

1.シンプルなデザイン・間取りにする

家全体に凸凹がない真四角のシンプルなデザインにするとオシャレかつ洗練されたデザインにもなり、コストも抑えることが可能です。あと、建材や設備機器など、機能的かつコストパフォーマンスの良いものを選ぶことで、建築費を抑えることができます。例えば、照明器具や水栓金具など、ブランド物ではなく、安価で機能的なものを選ぶことで、建材にお金を回すことができるので、家のグレードを上げ

ることも可能になるでしょう。

↑設計:吉村真基建築設計事務所

2.自分たちで壁の塗装や棚のDIYをする

DIYで建材を作成することで、自分たちでコストを削減することができます。例えば、棚をオプションでつけるのではなく、自分で棚をDIYするなど自分たちで手を加えることで、コスト削減できるだけではなく、自分たちだけのオリジナルの空間を作り上げることができます。壁はあえて壁紙を貼らずにむき出しの木のままや、自分たちで塗装することにより、個性的な家かつローコストで建てることが可能になるでしょう。

最後に

ローコスト住宅は最初のお金がかからず、家づくりの期間も短いというメリットはありますが、費用を抑えるため、素材や設備などの品質が落ちている場合があるため、長期的に見て修繕や改修費用がかかる場合があります。ローコスト住宅は一生住む家ではなく、生活スタイルの変化に応じて建て替え・リフォームをする前提で建てることをおススメします。ローコスト住宅を建てる前に、自分たちの生活スタイルや家づくりに対する考えを把握して、メリットとデメリットを理解してから検討すると良いでしょう。

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