UniCasa編集部のみなみです!今回は土間がある家の個性的で機能的な活用方法をご紹介します。土間がある家はまだ一般的ではなく、『古くさい』『寒そう』と思っている人が多いかもしれません。しかし家の中に土間があることで、『個性的でオシャレ』かつ『機能的』な家になることをご紹介していきます!

土間とは?
とりあえず土間とは何なのか?土間とは、屋内で床を張らずに土足で歩くように作られた場所をいいます。日本の各地で長く使用されてきた伝統的な住宅形態ですが、現代の土間の使用方法はさまざまで、個性的な家を建てたい人には特におすすめしたい間取りの一つです。

土間の6つの活用方法
1. 外の物が収納できる!土間収納
最近の間取りでよく取り入れられているのが、玄関から続くウォークインの収納スペース、いわゆる土間収納です。自転車やベビーカー、ゴルフバック、傘、など玄関にあると便利だけれど、収納スペースがないと置き場所に困る物はたくさんあるので、土間収納があると便利です。また、最近はキャンプやDIYをする人が増えたので、アウトドア用品を収納するスペースとしても重宝します。土間収納には『外の物だけど、中に収納したい物』が収納できるので、アウトドアを楽しみたい人は土間収納があると、とても快適に暮らすことができるでしょう。

2. アウトドアスペースとして活用する
リビングに大きな窓と土間と外が繋がっている間取りにすると、土間をアウトドアスペースとして活用することもできます。たとえば、バーベキューやガーデニングスペースとして利用することができます。土間は土足でも水を使っても大丈夫なスペースなので、アウトドアを楽しむには最適な間取りといえます。

3. 天候が悪い時の子供の遊び場になる
天候を気にせず使える子供の遊び場として土間は最適です。室内では制限される水を使った遊びや、のびのびと遊ぶスペースとして土間があると、子どもがいる家庭でも土間が大活躍するでしょう。

設計会社:アサヒグローバルホーム
4. リビングスペースとして活用する
土間にテーブルやソファを設置し、リビングスペースとして利用することもできます。この場合、床にカーペットを敷いたり、クッションを置いたりすることで、個性的な居心地の良い空間にすることができます。

設計会社:アサヒグローバルホーム
5. ペットがいる家庭も土間は最適
ペットがいる家庭も土間があることで、ペットと家族が気兼ねなく土足でも過ごせる快適な室内空間を作りあげることができます。ペットが散歩から帰ってきた時など、玄関先の洗い場で犬の足を洗った後、多少足が濡れていても土間なら安心して走り回ることができます。土間なら外を感じながら中で日を浴びてくつろぐことができます。

6. 洗濯物や濡れた物を外ではなく中で乾かすことができる
土間スペースにちょっとした物干し竿を設けると、雨に濡れたカッパや外で濡れた小物などを乾かすことができるので便利です。花粉などにより室内干しをする人にも土間があると、室内干しのスペースができるので重宝するでしょう。

土間の4つのデメリット
1. 寒さ対策が必要
土間は屋外と屋内の間にあるため、冬場には寒くなりやすい場所です。土間はコンクリートなどの熱伝導率の高い素材なので、土の冷たさがそのまま伝わってしまいます。そのため、適切な断熱材を使用し、暖房設備を整える必要があります。
2. シミ・汚れがつきやすい
土間は水や油などの汚れが染み込みやすく、シミや汚れがつきやすいため、こまめなメンテナンスが必要です。BBQや食事をする人は特にこまめなメンテナンス・掃除が必要となるでしょう。
3. 湿気に注意
土間は、外部と室内の温度の差が出やすい空間になるので、その温度差によって、冬場は外部の冷気と室内の暖気によって結露が起こりやすくなります。対策としては、壁などに調湿効果の高い珪藻土などを使うと効果的で、空気の流れが生まれやすい間取りにして、湿気がこもらないようにするといいでしょう。
最後に
土間の活用方法をご紹介してきましたが、土間は収納やアウトドア、室内でも開放感溢れる外のようなオシャレ空間を作りあげることができます。個性的でオシャレかつ機能的な空間を作りあげる間取りとして土間は最適だといえるでしょう。湿気・寒さ対策やメンテナンスが大変な点がデメリットとなる場合がありますが、自分や家族のライフスタイルや好みに合わせて、メリットとデメリットを考慮し、土間のある家を検討してみてください!

設計会社:アサヒグローバルホーム
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